量子場を学ぶための場の解析力学入門
- タイトル読み
- リョウシバをマナブタメノバノカイセキリキガクニュウモン
- 著者ほか
- 高橋康・著
- 著者ほか読み
- タカハシヤスシ
- 発行
- 1982/11/10
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 180
- ISBN
- 978-4-06-139486-5
- 定価
- 2,970円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
量子力学を一応学んだ学生が、場の量子論や、非常に多くの自由度をもった多体問題に進む場合に遭遇するギャップを埋める平易で適確な手引書。場の理論の権威である著者が、基礎的な概念から懇切ていねいに解説した。
目次
0 蛇足
1 座標系、座標変換
1.直交座標、斜交座標
2.2次元空間における座標変換
3.3次元空間
4.空間と時間のからみあった変換
2 場の量、場の量の変換性
1.はじめに
2.Scalar vector tensor
3.Spinorの場
4.場のSpin
5.4次元空間における回転
6.4次元spinの導入
7.Galilei変換
8.空間時間と関係のない変換
3 場の解析力学
1.はじに
2.場の量についての微分および変分
3.Hamiltonの原理
4.Hamilton、正準運動方程式
5.無限小正準変数とPoisson括弧
6.無限小変換の母関数
7.Noetherの恒等式
8.Noether currentと母関数
9.空間的曲面
10.対称energy-momentum tensor
11.再び、正準形式について
12.電磁場の正準形式
4 場の相互作用
1.はじめに
2.Iso空間
3.4個のspinor場の間の相互作用
4.Non-Abelian gauge theory