環境浄化のための微生物学
- タイトル読み
- カンキョウジョウカノタメノビセイブツカガク
- 著者ほか
- 須藤隆一・編
- 著者ほか読み
- スドウリュウイチ
- 発行
- 1983/02/10
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 230
- ISBN
- 978-4-06-139491-9
- 定価
- 4,806円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
水域の汚濁の浄化にかかわる微生物の役割と、微生物相をいかにして制御し浄化効率をあげるかを解説した。近年話題となっている陸水の富栄養化とその制御法にもふれた微生物利用法のすべて。微生物学専攻以外の人にも好適。
目次
1 環境浄化における微生物の役割
1.微生物の特徴
2.微生物の代謝
3.水における自浄作用
4.土壌における自浄作用
2 富栄養化とその制御
1.富栄養化
2.水の華
3.赤潮
4.富栄養化の制御
3 合成有機化合物の微生物分解
1.微生物分解の意義
2.生分解
3.生分解性に関する試験法
4.難分解性物質
5.有機化合物の化学構造と生分解性
4 微生物による廃水処理
1.廃水処理
2.活性汚泥法における微生物とその制御
3.生物膜法における微生物とその制御
4.酸化池法における微生物とその制御
5.嫌気性処理法における微生物とその制御
6.栄養塩類の除去法
5 微生物による汚泥処理
1.汚泥処理の目的
2.嫌気性消化による処理
3.コンポスト化
4.微小動物による処理
5.環形動物による処理
6 微生物反応の制御
1.微生物増殖の動力学
2.混合培養系
3.微生物反応制御におけるモデルの目的と意義
4.富栄養化モデル
5.河川モデル
6.生物学的廃水処理のモデル