哺乳類を用いる遺伝子工学の実験指導書。従来の遺伝子工学では細菌や培養細胞を用いてきたがまるごとの動物を用いる方法として注目されている発生工学の手法を解説した。日本の研究をリードする成書。
1 マウスの選定と飼育管理 2 受精卵の取り扱い――胚提供用マウス 3 受精卵へのDNAの注入 4 胚の移植 5 出産 6 実験マウスの飼育管理と個体識別 7 導入DNAの検定 8 トランスジェニックマウス