プログラム学習 錯体化学
- タイトル読み
- プログラムガクシュウサクタイカガク
- 著者ほか
- 水町邦彦/福田豊・著
- 著者ほか読み
- ミズマチクニヒコ/フクダユタカ
- 発行
- 1991/05/10
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 158
- ISBN
- 978-4-06-139745-3
- 定価
- 2,670円(税込)
- 在庫
- 在庫なし
内容紹介
錯体の立体構造と物性、機能性、溶液内現象の関連性を大学2年生以上を対象に、分かりやすく説明することに徹底した。有機金属も含めて解説し、最新のトピックスを収録した。
目次
1 錯体化学の基礎的事項
1.原子の諸性質
2.酸・塩基
3.分子の立体構造
4.錯体の命名法
2 錯体の立体構造と異性現象
1.錯体の構造と対称性
2.錯体の異性現象
3.錯体の構造を決定する要因は何か?
4.ウエルナー錯体と有機金属錯体
3 配位結合と錯体の性質
1.はじめに
2.金属イオンの電子配置
3.結晶場理論
4.分子軌道法
5.角重なり模型による構造の推定
6.錯体の色と吸収スペクトル
4 水溶液内の現象
1.水和イオン(アクアイオン)の水交換反応
2.水の交換速度に及ぼす効果
3.配位子置換反応
4.平衡定数、生成定数
5.活量係数、イオン強度
6.逐次生成定数
7.錯体の安定度に及ぼす効果
5 トピックスと錯体化学の将来
1.複核・多核クラスター錯体
2.混合原子価錯体
3.異常原子価錯体と配位子の構造
4.スピンクロスオーバー錯体
5.ホスト--ゲスト化学と錯体化学
6.錯体化学から生物無機化学へ