プログラム学習 化学熱力学
- タイトル読み
- プログラムガクシュウカガクネツリキガク
- 著者ほか
- 伊香輪恒男/新山浩雄・著
- 著者ほか読み
- イカワツネオ/ニイヤマヒロオ
- 発行
- 1991/10/01
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 194
- ISBN
- 978-4-06-139746-0
- 定価
- 2,990円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
多彩な問題をときながら熱力学の概念把握ができる自習入門書の決定版。前半は数式をできるだけ使わずに内容理解をめざし、後半は大学院入試対策にも最適な問題集。
目次
1 熱力学第一法則とその応用
1.熱力学第一法則
2.準静的変化
3.仕事と熱
4.エンタルピー
5.熱容量とHおよびUの関係
6.理想気体の圧縮と膨張
7.反応熱(Hessの法則)
8.反応熱に対する温度の影響
2 熱力学第二法則とエントロピー
1.可逆変化と不可逆変化
2.可逆変化と不可逆変化における仕事と熱
3.熱力学第二法則
4.Carnotサイクル
5.エントロピー
6.エントロピーの計算
7.Clausiusの不等式
3 熱力学第三法則と反応のエントロピー変化
1.熱力学第三法則
2.エントロピー絶対値の計算
3.反応系のエントロピー変化
4.エントロピーについての補足説明
4 Gibbsの自由エネルギーと反応平衡
1.Gibbsの自由エネルギー
2.Gibbsの自由エネルギーと最大有効仕事
3.Gibbsの自由エネルギーと変化の方向
4.標準生成自由エネルギー
5.反応におるけ熱力学関数の変化
6.化学ポテンシャルと平衡定数
5 熱力学関数の数学的関係とその応用
1.偏導関数と完全微分
2.内部エネルギーが2変数で決まる系
3.均一多成分系
6 反応系の熱力学
1.化学種の変換が起こる場合の熱力学の関数値
2.任意の温度における熱力学関数値
3.反応の自由エネルギー差ΔG°reaction
4.分子構造と熱力学定数、熱力学定数の推算
5.化学電池と燃料電池
7 反応の際の自由エネルギー変化と平衡転化率
1.反応の進行と系の自由エネルギー変化
2.平衡定数とΔG°の関係、平衡転化率の計算
3.モル数の変化する反応
4.均一系の反応平衡に関連するまぎらわしい問題
5.平衡定数に対する温度の影響
6.ル・シャトリエの法則
7.複合反応の平衡転化率
8.平衡と速度
8 多相系の平衡
1.相平衡
2.吸着平衡と触媒反応
3.理想溶液の性質
4.理想溶液における反応平衡
5.多相系の反応平衡
9 熱力学的知識を生かしたプロセス設計の考え方
1.反応と分離の組合せ
2.反応の組合せによる自由エネルギーの有効利用
3.反応の分割による反応条件の緩和
4.反応を利用した熱エネルギーの有効利用:熱エネルギーの保存,輸送,回収,熱の汲み上げ
5.熱エネルギーの質:エクセルギー