工学のための遺伝子工学
- タイトル読み
- コウガクノタメノイデンシコウガク
- 著者ほか
- 掘越弘毅/金澤浩・著
- 著者ほか読み
- ホリコシコウキ/カナザワヒロシ
- シリーズ:
- 生物工学系テキストシリーズ
- 発行
- 1992/10/01
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 230
- ISBN
- 978-4-06-139753-8
- 定価
- 4,169円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
工学系学生のための遺伝子工学テキストの決定版。分子遺伝学の基礎から遺伝子工学の技術・応用まで物質生産に着目して構成。バイオ産業関連の技術者にも最適。
目次
1 遺伝子工学の歴史
1.遺伝子組換え技術誕生
2.遺伝組換えがはじまるまで
3.遺伝子工学
4.バイオテクノロジー
2 細胞内遺伝子組換え
1.移動する遺伝子
2.細菌の接合
3.形質転換
4.形質導入
3 試験管内遺伝子組換え
1.遺伝子の源
2.遺伝子の切断と回収方法
3.遺伝子の連結法
4.宿主とベクター系
5.遺伝子の増幅とベクターの細胞内導入
4 遺伝子のクローニング
1.遺伝子ライブラリー
2.目的遺伝子ベクターを持つクローンのスクリーニング
3.DNAの塩基配列の決定法
4.遺伝子の機能やその発現に必要な領域の解析
5.PCR法によるクローニング遺伝子の増幅合成
5 細胞内または試験管内突然変異
1.DNA複製の正確さ
2.DNAの修復
3.化学変異原
4.物理的変異原
5.変異原の利用法
6.転移による突然変異
7.試験管内における部位特異的突然変異
8.アレル置換
9.細胞内相同組換えによる融合遺伝子の生成
6 外来遺伝子の発現
1.外来遺伝子の転写
2.外来遺伝子の翻訳
3.遺伝子のコピー数の最適化
4.外来タンパク質の安定性
5.産物回収の効率化
6.宿主・ベクター系の選択
7 微生物の改良と新しい生産物
1.菌株改良のための戦略
2.細胞内遺伝子組換え技術の応用
3.試験管内組換えDNA技術の応用
4.タンパク質工学の応用