生物工学序論

佐田榮三/本多裕之/小林猛・著
シリーズ:
生物工学系テキストシリーズ

生物工学序論

発行
1996/04/10
サイズ
A5判
ページ数
150
ISBN
978-4-06-139778-1
定価
3,098円(税込)
在庫
在庫なし

内容紹介

バイオテクノロジー理解のために生物科学・生化学の基礎科学と、工学的展開・利用の最新情報を簡潔にわかりやすく解説。工学部非生物系の学生にも最適な入門書。

目次

1 生物はどのように構成され、どのようにふるまうか

  1.生物体の構成物質
    1.細胞の化学組成
    2.水
    3.タンパク質
    4.核酸
    5.糖
    6.脂肪
    7.その他の重要な構成成分

  2.遺伝子と遺伝情報
    1.DNAからmRNA
    2.mRNAからタンパク質
    3.遺伝暗号
    4.タンパク質合成の調節
    5.DNAの複製

  3.細胞の構造
    1.細胞構造の研究
    2.細胞小器官

  4.生体内の反応
    1.生体内の反応
    2.酵素(生体触媒)
    3.補酵素
    4.酵素の特性
    5.酵素反応速度

  5.細胞の機能
    1.エネルギー代謝
    2.光合成
    3.増殖(細胞分裂)
    4.細胞膜を通しての物質輸送

  6.微生物の反応
    1.微生物およびその特性
    2.微生物に対する環境の影響
    3.微生物の反応特性
    4.微生物反応速度

2 バイオテクノロジーの展開

  7.遺伝子組換え操作
    1.遺伝子操作に用いられる酵素
    2.宿主とベクター
    3.遺伝子導入とスクリーニング
    4.塩基配列の決定法
    5.遺伝子組換え操作による物質生産

  8.細胞融合
    1.細胞融合の手順
    2.細胞融合の応用例

  9.固定化とバイオリアクター
    1.生体触媒の固定化
    2.バイオリアクター(生体反応装置)

 10.大量培養と分離・精製
    1.大量培養
    2.分離・精製

 11.バイオテクノロジーと環境
    1.廃水の生物処理技術
    2.二酸化炭素の固定

 12.バイオメカニクスとバイオエレクトロニクス
   1. バイオメカニクス
    2. バイオエレクトロニクス