新版 臨床化学 第3版

著者・編者
発行
サイズ
B5判
ページ数
319
ISBN
978-4-06-139840-5
価格
4,400 (税込)
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新版 臨床化学 第3版

内容紹介

平成27年版臨床検査技師国家試験出題基準準拠.よりわかりやすい構成にするため,大幅改訂.測定原理など図解による理解を深める.


本書の前身『臨床化学』が発刊されたのは1975年であり,1992年には『三訂 臨床化学』が発刊された.その後,全面的に改訂する必要性から1998年に『新版 臨床化学』,2008年に『新版 臨床化学 第2版』が刊行され,2013年までに加筆・訂正をしながら5刷を数えるまでに至った.ここに至るまでの臨床化学の発展には目覚ましいものがある.測定技術の進歩や自動分析装置の開発・改良,そしてコンピュータシステムの発達によって臨床検査が医療の中心になるまでに発展を遂げている.『臨床化学』以来,時代に沿った臨床化学の新技術や情報をもとに脈々と改訂を重ねてきた本書は,今回,現在の進歩した臨床検査の状況に沿った形で第2 版を改訂することとなった.
第3版のおもな編集方針は以下のとおりである.
1.臨床検査技師教育がこれまでの専門学校から大学教育に移行する中で,第3版は第2版までの方針を一部変更し,内容をより詳細に記述する.
2「Ⅰ総論」はできる限り専門教科書に譲って第2版まではページ数を抑えていたが,測定法や測定原理などの基礎を知り,その知識をもとに応用である「Ⅱ各論」を理解しやすいようにページ数を増やす.
3.実務を担当する,あるいはその経験をもつ臨床検査技師を中心に,実際に従事する医療施設で遭遇するような事例をコラムとして紹介する.
4.4色フルカラーとして,内容を理解しやすくする.
5.臨床検査技師国家試験出題基準に沿った内容とする.
本書が将来,臨床検査技師あるいは研究者として実務に携わることを目的とする多くの方々に利用され,役に立つことができれば望外の喜びである.(第3版にあたってより)


[執筆者一覧]池田勝義/磯部隆一/伊東裕之/渭原博/今井洋一郎/宇治義則/小川善資/片山善章/狩野元成/亀子光明/栢森裕三/倉村英二/齋藤邦明/芝紀代子/下村弘治/竹橋正則/只野智昭/長村洋一/難波俊二/畑中徳子/藤田孝/松尾収二/村椿春博/森下芳孝/八巻明子/山本康子/山本慶和