ニュートリノ論争はいかにして解決したか“太陽ニュートリノ問題”から物質の究極へ
- タイトル読み
- ニュートリノロンソウハイカニシテカイケツシタカ タイヨウニュートリノモンダイカラブッシツノキュウキョクヘ
- 著者ほか
- 桜井邦朋・著
- 著者ほか読み
- サクライクニトモ
- 発行
- 2010/07/30
- サイズ
- 四六判
- ページ数
- 254
- ISBN
- 978-4-06-153138-3
- 定価
- 3,080円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
ニュートリノは、どこへ消えたのか?
“幽霊粒子”ニュートリノとはどのような粒子なのか? カミオカンデは何を見つけたのか? “太陽ニュートリノ問題”とは何だったのか? この不思議な粒子をめぐって議論を戦わせた科学者たちの軌跡を、研究の最前線から活写する。
目次
第1章 ニュートリノ、この不思議な素粒子
第2章 ニュートリノを捕まえる──デーヴィスの試み
第3章 太陽とはどのような星か──"ニュートリノのゆりかご"の素顔
第4章 消えたニュートリノ──太陽からの観測結果
第5章 間違っているのは物理学か、太陽か──太陽ニュートリノ問題
第6章 世界各地で始まった努力――日本、カナダ、アメリカ、ロシア......
第7章 "ニュートリノ振動"が解き明かした謎
第8章 ニュートリノの物理的性質を見直す
第9章 太陽ニュートリノ問題は解決したか
第10章 ニュートリノはどこから来て、どこへ行くのか