物理数学ノート 2
- タイトル読み
- ブツリスウガクノート
- 著者ほか
- 高橋康・著
- 著者ほか読み
- タカハシヤスシ
- 発行
- 1993/12/01
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 156
- ISBN
- 978-4-06-153208-3
- 定価
- 3,098円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
定評の物理屋のための鷹揚数学ノート第2集。好評の“ノート1”に続く高橋教授の鷹揚数学。2集では量子力学に欠かせない行列・行列式、角運動量、散乱問題と、調和振動子、粒子像、変分法を収載。
目次
0 書斎のすみの紙くずかご
6 行列および行列式
1.はじめに
2.行列のかけ算、たし算など
3.転置行列、直交行列など
4.エルミート行列、ユニタリー行列など
5.Pauliスピン行列とΤ行列
6.2行2列のユニタリー行列
7.エルミート行列のユニタリー行列の重要な性質
8.種々の公式
9.演習問題6
7 角運動量
1.はじめに
2.交換関係(1.1)を書き直す
3.λIやjの可能な値
4.J+の決定
5.角運動量の運動
6.角運動量の合成
7.Schwingerの角運動量の理論
8.演習問題7
8 散乱問題
1.はじめに
2.方程式(1.1)の積分
3.散乱問題
4.収支決算
5.光学定理を満たすパラメーター
6.部分波分解
7.演習問題8
9 調和振動子と粒子像
1.はじめに
2.古典論の調和振動子
3.量子論における調和振動子
4.Schrodingerの方程式を満たす場
5.波動方程式を満たす場
6.Maxwellの場と調和振動子
7.再びSchrodinger場について(Fermi統計に従う粒子)
8.場の理論の立場
9.演習問題9
10 変分法
1.はじめに
2.力学における変分原理に関する注意
3.Euler-Langrangeの方程式
4.量子力学に出てくる微分方程式
5.水素原子のエネルギー準位
6.平衡系の統計力学における変分法
7.近似方法としての変分法
8.散乱問題における変分法
9.演習問題10