密度汎関数法とその応用分子・クラスターの電子状態
- タイトル読み
- ミツドハンカンスウホウトソノオウヨウ ブンシ・クラスターノデンシジョウタイ
- 著者ほか
- 菅野暁・編 里子允敏/大西楢平・著
- 著者ほか読み
- スガノサトル/サトコチカトシ/オオニシシュウヘイ
- 発行
- 1994/07/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 310
- ISBN
- 978-4-06-153210-6
- 定価
- 10,472円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
材料の電子状態計算に関する初の実用書。物理・化学の分野で、分子設計・材料設計に役立つ手法として注目の密度汎関数法およびクラスター計算の基礎と応用を解説。
目次
1 序論
1.なぜ密度汎関数法か
2.なぜクラスターによる電子状態計算なのか
3.密度汎関数法によるクラスター計算法の歴史と展望
4.密度汎関数法とハートリー・フォック近似
5.まとめ
2 密度汎関数法
1.密度汎関数法の原理
2.スピン密度汎関数
3.交換・相関エネルギー
4.汎関数形
3 原子の電子状態計算
1.はじめに
2.セルフコンシステントに決められた原子の電子状態
3.数値型1電子波動関数
4.解析型1電子波動関数(スレーター型、ガウス型など)
5.他の方法との比較
6.多重項電子状態
7.相対論効果
8.ノルム保存擬ポテンシャル
4 分子軌道の理論
1.はじめに
2.ハートリー・フォック・スレーター方程式
3.LCAO近似と対称化軌道
4.分子軌道とブロッホ関数
5.全エネルギーと力解析
6.有限温度における原子に働く力
7.エネルギー2次微分の一般化
8.化学ポテンシャルとハードネス・ソフトネス
9.分子振動