電磁気学再入門QEDへの準備
- タイトル読み
- デンジキガクサイニュウモン キュウイーディーヘノジュンビ
- 著者ほか
- 高橋康・著
- 著者ほか読み
- タカハシヤスシ
- 発行
- 1994/03/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 198
- ISBN
- 978-4-06-153213-7
- 定価
- 4,180円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
量子力学とのかかわりまでを含め解説。QEDへの橋渡しを目的として荷電粒子、光の粒子、量子力学との接点をめざす高橋教授初の電磁気学。精選された演習問題と理解に役だつ物理数学のまとめを収載。
目次
0 凡人と物理の基本法則
1 Maxwellの方程式
1.はじめに
2.Maxwell(Heaviside、Hertz)の方程式
3.縦成分と横成分への分解
4.単位の問題
5.電磁波の方程式
6.演習問題1
2 物理量の定義の基礎方程式からの近似なしの結論
1.はじめに
2.荷重粒子の物理量
3.電磁場のエネルギー
4.電磁場の慣性の流れ
5.電磁場の波動方程式
6.ベクトルとスカラーのポテンシャル
7.ゲージ変換
8.粒子と電磁場の相互作用
9.演習問題2
3 電磁場の力線と調和振動子
1.はじめに
2.力線
3.電磁場のエネルギーと応力テンソル
4.Fourier変換
5.Fourier係数とMaxwellの方程式
6.調和振動子による電磁場のエネルギーと慣性
7.まとめ
8.演習問題3
4 特別の場合
1.はじめに
2.磁場のない世界
3.電場のない世界
4.静的な世界
5.電荷と電流の分布と場
6.原点の辺りに局在する電流の作る場
7.Fourier変換による輻射の取り扱い
8.点電荷による電磁場
9.その他の問題
10.演習問題4
5 輻射場
1.はじめに
2.無次元の振幅変数
3.無次元振幅変数による物理量の表現
4.Maxwell方程式の確認
5.生成・消滅演算子による横成分の表現
6.自由な光量子
7.光量子のモードの数
8.物理的解釈
9.形式的整備
10.コヒーレント状態
11.演習問題5
6 荷重粒子と電磁場の相互作用
1.はじめに
2.荷電粒子の量子論
3.電磁場と荷電粒子の相互作用
4.ユニタリー演算子U(t、t0)