多核NMR入門状態分析へのアプローチ
- タイトル読み
- タカクエヌエムアールニュウモン ジョウタイブンセキヘノアプローチ
- 著者ほか
- 宗像惠/北川進/柴田進・著
- 著者ほか読み
- ムナカタメグム/キタガワススム/シバタススム
- 発行
- 1991/06/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 334
- ISBN
- 978-4-06-153331-8
- 定価
- 6,942円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
非金属、金属核NMRの基礎と応用の解説書。前半は錯体化学、金属核NMRへの理解を深め、後半では測定可能な全核種のスペクトル例、測定条件、化学シフト範囲を網羅。実用性に重点を置いた決定版。
目次
巻頭言
記号表
略号表(多核種NMR配位子・溶媒)
1 序章
1.多核種NMRとは
2.NMRにおける検出感度
2 金属核NMRを理解するために―錯体化学の基礎
1.配位結合と錯体の生成
2.配位原子と配位子
3.配位数と立体構造
4.配位化合物の異性現象
5.結晶場理論
6.配位子場理論
7.配位子置換反応
8.遷移金属錯体の磁性
9.安定度定数
10.硬い酸と柔らかい酸
11.18電子則
3 高分解能多核種NMRから得られる情報
1.化学シフト
2.スピン―スピン結合定数
3.緩和時間
4.金属核NMRの特徴
5.非金属核NMRの特徴
6.固体高分解能NMR
4 多核種NMR測定の基礎
1.多核種用のNMRスペクトロメーター
2.試料の調製
3.測定法
4.測定上の諸注意
5.多核種測定に特徴的な諸問題
6.特殊測定
5 多核NMRスペクトルの実際
1.アルカリ金属(Li、Na、K、Rb、Cs)
2.アルカリ土類金属(Be、Mg、Ca、Sr、Ba)
3.3族および希土類元素(Sc、Y、Laなど)
4.4族(Ti、Zr、Hf)
5.5族(V、Nb、Ta)
6.6族(Cr、Mo、W)
7.7族(Mn、Tc、Re)
8.8族(Fe、Fu、Os)
9.9族(Co、Rh、Ir)
10.10族(Ni、Pd、Pt)
11.11族(Cu、Ag、Au)
12.12族(Zn、Cd、Hg)
13.13族(B、Al、Ga、In、Tl)
14.14族(Si、Ge、Sn、Pb)
15.15族(N、P、As、Sb、Bi)
16.16族(O、S、Se、Te)
17.17族(F、Cl、Br、I)
6 状態分析へのアプローチ
1.溶液化学
2.錯体化学
3.金属タンパク質
4.有機金属
5.金属クラスターおよび多核錯体
6.高分子
7.材料・新素材
8.ゼオライト
9.医薬品
10.医学
付録