フッ素の化学
- タイトル読み
- フッソノカガク
- 著者ほか
- 北爪智哉/田口武夫/石原孝・著
- 著者ほか読み
- キタヅメトモヤ/タグチタケオ/イシハラタカシ
- 発行
- 1993/05/10
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 206
- ISBN
- 978-4-06-153355-4
- 定価
- 5,874円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
フッ素科学の歴史と地球環境から有機化学的合成法、選択性発現の機構、医薬品への応用までを解説。NMRや液晶、光学活性、さらには理論計算など最新の情報を網羅。
目次
1 序論
1.フッ素とはどのようなものか
2.フッ素科学の歴史的な流れ
3.クロロフルオロカーボンと地球環境
4.分子内のフッ素の効果
5.フッ素化合物と理論計算
6.19F-NMR
2 有機フッ素化合物の構築法
1.炭素-フッ素結合形成反応
2.炭素-炭素結合形成反応
3 有機フッ素合成における方法論
1.フッ素置換エノラートの発生と反応
2.リン元素の特性を利用する合成方法
4 選択性の発現
1.フッ素系光学活性体の調製における問題点
2.有機化学的手法に基づく調製方法
3.光学分割による調製方法
4.光学活性体の機能性材料への展開
5 医学・薬学への応用
1.はじめに
2.有機フッ素化合物の特異的性質と生理活性
3.含フッ素生体関連物質
4.含フッ素医薬品
5.人工血液