分子から見た脳
- タイトル読み
- ブンシカラミタノウ
- 著者ほか
- 川合述史・著
- 著者ほか読み
- カワイノブフミ
- 発行
- 1994/06/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 222
- ISBN
- 978-4-06-153534-3
- 定価
- 4,279円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
生命科学最大の謎、脳の機能を分子で解明。脳の伝達物質とその受容体の分子機構から、脳の病気や記憶・学習などの高次機能までをダイナミックに解説。医・薬・生物系大学生、研究者に向けた待望の入門書。
目次
1 脳の伝達物質と受容体
2 アセチルコリン――伝達物質の老舗
3 グルタミン酸――脳内最大のシェア
4 GABAとグリシン――抑制の代表
5 生理活性アミン――感情を支配する分子
6 伝達物質のトランスポーター――情報分子の運び屋
7 細胞内情報伝達系――裏舞台で活躍する分子群
8 イオンチャンネルとそのスーパーファミリー
9 神経毒――神経系研究の切り札
10 記憶と学習――脳の最大の謎に迫る
11 麻薬・覚醒剤――薬効の明暗
12 脳の病気と分子遺伝学――急速に進展する分野
13 分子神経学の実験方法