英語論文セミナー現代の分子生物学
- タイトル読み
- エイゴロンブンセミナーゲンダイノブンシセイブツガク
- 著者ほか
- 丸山工作/渡辺公綱/桂勲・編
- 著者ほか読み
- マルヤマコウサク/ワタナベキミツナ/カツライサオ
- 発行
- 1995/07/10
- サイズ
- A4判
- ページ数
- 174
- ISBN
- 978-4-06-153537-4
- 定価
- 3,740円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
この一冊で珠玉の英語論文がスラスラ読める。現代分子生物学にインパクトを与えた論文18編を精選し、第一線の研究者が解説と訳注を執筆。遺伝子発現、RNAワールド、分子シャペロンなど興味深いテーマを満載。
目次
1 遺伝子の構造と発現
1.クロマチンにおけるヌクレオソーム構造の発見
2.抗体遺伝子座では体細胞レベルでDNA再編成が起こる
3.ヒトのミトコンドリアの全ゲノム構造
4.SV40エンハンサーによるβグロビン遺伝子の発現促進
5.遺伝病の分子遺伝学――ヒトの色覚における遺伝子変異
2 RNAワールドの発展
1.mRNAのスプライシングの発見
2.RNAの酵素活性――セルフスプライシングするRNA
3.レトロウイルスのがん遺伝子は正常細胞遺伝子に由来する
4.トリパノソーマのミトコンドリアmRNAは編集される
3 タンパク質の構造と機能
1.λファージcroリプレッサーの構造とDNAとの相互作用
2.ロイシンジッパー――新しいDNA結合タンパク質
3.分子シャペロンによるタンパク質の折りたたみ
4 分子生物学を支える技術
1.組換えDNA技術――試験管内でキメラプラスミドをつくる
2.DNA塩基配列の決定法――マクサム・ギルバート法
3.PCR法――特定のDNA配列を増幅する革命的な技術
4.真核生物ゲノムライブラリーの構築と遺伝子クローニング
5.化学合成したソマトスタチン遺伝子の大腸菌での発現