栄養学の歴史

著者・編者
発行
サイズ
A5判
ページ数
254
ISBN
978-4-06-153690-6
価格
4,180 (税込)
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栄養学の歴史

内容紹介

病原体だけが病気を引き起こすのではない.ある栄養素が欠乏するだけで死に至る病気がある.
人類が「栄養学」を手に入れるまでの長い長い道のり!
偉大な業績あり,極悪犯罪あり,古今東西約220人の物語.

 本書は栄養学を教える教師や指導する栄養士にも栄養学を習う学生さんにも参考になると思います。栄養学史の専門家カーペンター氏は次のような書評を書いています。「私はこの本を寝床で読んだり栄養学の特定のトピックを講義するときの補助に推薦する。この本は高価でないので学生たちに賞品として与えたり栄転または退職する同僚への贈り物にしたりするのに役立つであろう」と。
この本は栄養の学問の歴史だけではなく食べ物に関する「人間と社会の歴史」です。栄養の研究者や医師だけではなく食品製造者を含め食物を食べる人たちも主役として登場します。その意味で一般読者にとっても楽しくしかも役に立つ本と言うことができるでしょう。食生活の変遷、経済との関係、食べ物のごまかしとその摘発、添加物、インチキ医師、ダイエット、などを知ることができます。 (訳者あとがきより)