1998年の刊行以来、獣医系大学において獣医寄生虫学と寄生虫病学を一本化した教科書として、獣医師の座右の書として愛用されてきたテキストの改訂版。著者の長年にわたる講義録をベースにトピックなどをまじえ、写真や図版を多用した解説や、本文と明確に区分された重点事項やコラムなどはそのままに、読者の声や新しい知見を取り入れ、より理解しやすいように目次の再構成を行なった。さらに図版や写真をリニューアルし、表現・表記も現代風に改めた。国試対策に必携、関連研究者の参考書としても重宝な書。1巻では総論として寄生虫学的診断法や駆虫法などとともに原虫を収録。
総論
1 寄生と寄生虫
2 獣医寄生虫学と獣医寄生虫病学
3 寄生虫学的診断
4 寄生虫学の予防
5 寄生虫病の治療・駆虫
各論
1 原虫類