バイオセラピー学入門人と生き物の新しい関係をつくる福祉農学
- タイトル読み
- バイオセラピーガクニュウモン ヒトトイキモノノアタラシイカンケイヲツクルフクシノウガク
- 著者ほか
- 林良博/山口裕文・編著
- 著者ほか読み
- ハヤシヨシヒロ/ヤマグチヒロフミ
- 発行
- 2012/04/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 255
- ISBN
- 978-4-06-153737-8
- 定価
- 2,530円(税込)
- 在庫
- 在庫なし
内容紹介
「バイオセラピー学」は21世紀の環境・福祉農学!
栽培植物,伴侶動物,植物セラピー,アニマルセラピーなどを積極的に活用し,
生活の質の向上をめざす。
福祉・医療・教育・環境の分野に新たな光をもたらす入門書。
目次
序章 バイオセラピー学とは何か
1部 環境と福祉を育む生物多様性
1章 植物の多様性と活用
1.1 植物の与える癒し
1.2 自然環境を人はどのように守るべきか
1.3 生物多様性の成り立ちを知る
2章 動物の多様性と活用
2.1 人と野生動物の失われた関係と新たな関係
2.2 野生動物の生息域外保全
2.3 保全遺伝学からみた渓流魚の多様性
〈Column 1〉廃れてしまったウグイの食文化
2部 生活の場にみられる植物と動物 ―栽培植物と伴侶動物の活用
3章 栽培植物
3.1 暮らしのなかの植物
3.2 社会園芸学と園芸福祉ボランティア
3.3 暮らしにおける植物とのかかわり
4章 伴侶動物
4.1 人と伴侶動物の関係
4.2 動物とともに暮らす
4.3 伴侶動物のしつけと行動治療
〈Column 2〉暮らしのなかにみる動植物とのかかわりの効用
3部 生物を活かした癒しと療法
5章 植物介在療法
5.1 植物の存在を治療に活用する
5.2 園芸療法
〈Column 3〉植物の香りが人を癒す:アロマテラピー
6章 動物介在療法
6.1 動物を育てる
6.2 動物のもたらす人への影響
6.3 リハビリスポーツとしての治療的乗馬
〈Column 4〉動物介在療法と治療的乗馬
〈Column 5〉乗馬とジョーバ
終章 バイオセラピー学の社会的役割と将来
資料:バイオセラピー学関係法規