RNAi法とアンチセンス法新しいRNAの科学と応用
- タイトル読み
- アールエヌエーアイホウトアンチセンスホウ アタラシイアールエヌエーノカガクトオウヨウ
- 著者ほか
- 関根光雄/多比良和誠・編
- 著者ほか読み
- セキネミツオ/タイラカズナリ
- 発行
- 2005/06/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 238
- ISBN
- 978-4-06-153857-3
- 定価
- 4,620円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
最新のRNA研究の基礎から応用までを詳説
特定の遺伝子の発現を制御し、創薬や遺伝子治療につながるRNAi法とアンチセンス法の基礎研究から応用研究までを、医学・薬学・化学・工学・生物学など、さまざまな視点から総合的に解説する
目次
第1章 RNAの科学の基盤
1.1 RNAの基礎知識
1.2 遺伝子制御機能性RNAの創成技術
1.3 遺伝子診断プローブとしてのRNAの創成技術
1.4 RNA発現制御機能をもつ人工RNA分子の創成
第2章 二本鎖RNAの機能活用――RNAiの科学と応用
2.1 RNAiのしくみ
2.2 RNAiの機構解明の最前線
2.3 RNAiにおけるsiRNAの合理的配列設計法
2.4 RNAi療法――siRNAのがん治療薬への応用
2.5 RNAiを利用する遺伝子制御
2.6 二本鎖RNAのドラッグデリバリー
2.7 RNAi研究において有機化学ができること――その現状と展望
2.8 核酸による自然免疫の活性化
第3章 アンチセンス法による遺伝子治療
3.1 アンチセンス法の現状と展望
3.2 抗がん剤開発の現状と展望
3.3 医療の立場からのアンチセンス法
3.4 アンチセンス法における遺伝子デリバリー
3.5 ナノ粒子による遺伝子デリバリー
3.6 アンチセンスDNAを用いた機能的遺伝子同定法――アンチセンスディスプレイ法の原理と適用
3.7 BNA(LNA)オリゴを用いるアンチセンス法
3.8 アンチセンス法におけるRNA型修飾オリゴヌクレオチドの活用