新しいDNAチップの科学と応用
- タイトル読み
- アタラシイディーエヌエーチップノカガクトオウヨウ
- 著者ほか
- 関根光雄・編
- 著者ほか読み
- セキネミツオ
- 発行
- 2007/07/30
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 251
- ISBN
- 978-4-06-153864-1
- 定価
- 4,620円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
めざましく進展するDNAチップ技術を詳説
遺伝子発現やSNPの解析に不可欠なDNAチップの開発から応用までを解説。プロテインチップやRNA型マイクロアレイなどの新技術も紹介する。
目次
第1章 総論――DNAチップの現状と将来展望【牧野圭祐】
1.1 DNAチップのニーズと市場性
1.2 DNAチップに関するアウトライン
1.3 DNAチップの最近の進歩
1.4 DNAチップの問題点と対策
第2章 新しいDNAチップの製造法
2.1 ポリマーマスク法によるDNAチップの合成【黒岩孝朗】
2.2 プローブオンキャリア型DNAチップの開発【塚原俊文・長澤 浩】
2.3 共有結合型DNAチップの開発【小松康雄】
2.4 中空繊維型DNAチップの開発【秋田 隆】
2.5 DNAマイクロアレイの開発【吉田安子】
2.6 電気化学的遺伝子検出法【橋本幸二】
2.7 ビーズアレイプラットフォーム技術に基づく遺伝子検出法【浅岡広彰】
第3章 遺伝子検出の基盤支援技術
3.1 人工塩基の高精度塩基識別能力を利用した遺伝子検出技術【大窪章寛】
3.2 時間をキーワードにした遺伝子解析法――アンチセンス核酸の分子設計の試み
【村上 章・坂本 隆・馬原 淳・小堀哲生】
3.3 一塩基多型判定技術の新展開【岡本晃充】
3.4 RNA型マイクロアレイの開発動向【岡本 到】
3.5 CpGメチル化検出技術【田口晴彦】
3.6 蛍光色素の開発動向【清尾康志】
第4章 新しい視点に立つ遺伝子検出・診断法
4.1 プロテインチップの開発【富崎欣也・三原久和】
4.2 新素材DLC基板を用いたプロテインチップの開発【平野 久】
4.3 特定配列RNAの検出法【遠藤玉樹・小畠英理】
4.4 医学の立場からの遺伝子診断の現状と問題【山本 勇】
4.5 DNAチップの特許に関する諸問題【長澤 浩】