脳科学に特に貢献した人物20人について、生い立ちや学生時代、趣味や興味、研究に対する情熱、そしてノーベル賞受賞にいたるまでの軌跡を丁寧に解説した。脳科学の専門家はもちろん、医学生や脳科学に興味のある理系学生、心理学系の学生、科学に興味のある一般の方まで広く読める1冊。
序章 脳と神経研究の発展
第1章 消化腺の実験生理学と条件反射の研究
第2章 神経組織の構造研究
第3章 神経細胞の機能に関する発見
第4章 神経刺激の化学的伝達に関する発見
第5章 神経の興奮、伝導に関する研究、イオン機構の提唱
第6章 脳皮質における情報処理研究
第7章 パッチクランプ法の開発と神経生理学の新しい展開
第8章 神経系情報伝達と精神疾患の病態の解明
第9章 磁気共鳴画像化装置の基本原理の発見