エッセンシャル タンパク質工学
- タイトル読み
- えっせんしゃるたんぱくしつこうがく
- 著者ほか
- 老川典夫/大島敏久/保川 清/三原久明/宮原郁子・著
- 著者ほか読み
- おいかわただお/おおしまとしひさ/やすかわきよし/みはらひさあき/みやはらいくこ
- 発行
- 2018/02/23
- サイズ
- B5
- ページ数
- 224
- ISBN
- 978-4-06-153899-3
- 定価
- 3,520円(税込)
- 在庫
- 在庫あり
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内容紹介
最先端の知識や技術を含め,体系的に学べる教科書。「工学」として一本筋を通し,基礎と最先端の応用がつながるように努めました。異分野の方の入門書としても最適です。
目次
第1章 序章
1.1 タンパク質工学とは
1.2 タンパク質工学の基本的な考え方
1.3 本書が目指すもの
第2章 アミノ酸とタンパク質の構造と性質
2.1 アミノ酸の構造と性質
2.2 タンパク質の構造と性質
第3章 タンパク質の抽出・精製と分析
3.1 タンパク質の抽出と分離,濃縮
3.2 タンパク質の精製
3.3 ポリアクリルアミドゲル電気泳動によるタンパク質の純度評価
3.4 タンパク質の定量法
第4章 タンパク質の構造決定
4.1 一次構造の決定法
4.2 二次構造の決定法
4.3 高次構造の決定法
4.4 構造データベースの活用
第5章 タンパク質の生合成と分解
5.1 核酸の構造
5.2 複製
5.3 転写
5.4 翻訳
5.5 タンパク質の分解
第6章 タンパク質の構造形成と輸送
6.1 タンパク質の翻訳後修飾(タンパク質の修飾と切断)
6.2 分子シャペロンによるタンパク質のフォールディング
6.3 シグナルペプチドによるタンパク質の輸送とフォールディング
第7章 酵素としてのタンパク質
7.1 酵素の分類
7.2 活性化エネルギーと遷移状態
7.3 酵素反応速度論
7.4 酵素反応の反応機構
7.5 補酵素
7.6 酵素の阻害
7.7 酵素活性の制御
7.8 抗体酵素
第8章 遺伝子工学
8.1 遺伝子工学の基礎
8.2 遺伝子の増幅と分析法
8.3 遺伝子クローニング
8.4 遺伝子への変異導入法
第9章 遺伝子発現とタンパク質精製
9.1 原核細胞におけるタンパク質の発現
9.2 真核細胞におけるタンパク質の発現
9.3 融合タンパク質の発現と精製
第10章 タンパク質工学の実際1―酵素としてのタンパク質
10.1 酵素工学を構成する技術
10.2 酵素の機能改変
10.3 タンパク質工学に基づく酵素の構造と機能の解析
第11章 タンパク質工学の実際2―機能/構造タンパク質
11.1 金属タンパク質
11.2 膜タンパク質
11.3 蛍光タンパク質
11.4 立体構造と機能の関係:PLP酵素を例に