表面科学から環境応用まで、「吸着現象」を論理的に扱うための使えるサイエンスを紹介。
 
 "本書は化学書と工学書の「空隙」を埋めようとするものである。すなわち、吸着の応用に携わる研究者、技術者に対して、吸着を単に現象論としてではなく、論理的な考えにたって扱うための科学的な基礎知識を提供しようとするものである。もちろん、吸着を科学として扱う大学院レベルの研究者にとっても入門書となるものである。"――「まえがき」より
1 吸着の科学
 2 吸着等温線
 3 吸着量の測定
 4 表面積および細孔分布測定法
 5 分子の吸着状態
 6 吸着剤と吸着分離
 7 吸着現象の利用