なっとくする電気数学
- タイトル読み
- ナットクスルデンキスウガク
- 著者ほか
- 後藤尚久・著
- 著者ほか読み
- ゴトウナオヒサ
- シリーズ:
- なっとくシリーズ
内容紹介
この1冊が、欲しかった!
これから電気を学ぶすべての人に捧げる入門書。
電気数学の新しいスタンダード、ついに登場!
電磁気学や電気回路の豊富な具体例で、電気数学の基本的な考え方と手法が、みるみる身に付く!!
たとえば電気系学科で最初に学ぶ交流回路の講義では、必ずjwが出てくる。しかし虚数や複素数に対する正確な知識がないと、なぜ交流回路の解析にjwが必要なのか、理解できないはずである。専門科目の興味ある内容が、数式がわからないために理解できない、というのはもったいない話である。――(本書「まえがき」より)
目次
第1章 電気数学の救世主--複素数
虚数とは/電気工学と複素数のアツイ関係/交流回路はムズカシイが.../交流理論を使えばカンタン!
第2章 ベクトル解析で3次元攻略
ベクトル事始め/ベクトルに掛け算なんてアリ?/山の勾配とベクトルの勾配/水の流量とベクトルの発散/山の高さとベクトルの回転
第3章 フーリェは魔法の合言葉
はじめてのフーリェ級数/フーリェ級数展開にお任せ!/応用自在のフーリェ級数:絃の振動の解析/フーリェ変換を使おう!/ラプラス変換も使おう!
第4章 行列と行列式で手間を省く
こんな現象には行列を/行列式ってこんな性格/頭を使わずに連立1次方程式を解こう!
付録 留数の定理からギブスの現象まで
留数の定理/ベクトル解析の公式/不連続関数のフーリェ級数