なっとくする複素関数
- タイトル読み
- ナットクスルフクソカンスウ
- 著者ほか
- 小野寺嘉孝・著
- 著者ほか読み
- オノデラヨシタカ
- シリーズ:
- なっとくシリーズ
- 発行
- 2000/04/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 166
- ISBN
- 978-4-06-154526-7
- 定価
- 2,530円(税込)
- 在庫
- 在庫あり
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内容紹介
「ジャングルに迷いこんだような」とされる複素関数論を徹底的に平易明快にする。高校生にもわかる複素関数論の「筋道」とその「目的」。
複素関数論──複素変数zの関数f(z)の理論──は、ひとつの大きな流れを持っている。うねりと言ってもよいかも知れない。この流れをつかまないと、その真の姿は見えてこない。教科書の「定義・定理・証明」という構造の中に埋もれて、とかく見失いがちなこの流れを、応用のために学ぶという立場に立って、なるべく捉えやすい形で示すことにより、複素関数論を納得しようというのが、本書の目的である。──(本文より)
目次
第1章 複素関数──何のために学ぶか
第2章 複素数の世界
第3章 正則な関数の世界
第4章 ベキ級数、テイラー展開
第5章 特異点、留数
第6章 応用、定積分の計算
第7章 主値積分
第8章 分岐点をもつ関数
第9章 解析接続へ
第10章 リーマン面