なっとくする流体力学
- タイトル読み
- ナットクスルリュウタイリキガク
- 著者ほか
- 木田重雄・著
- 著者ほか読み
- キダシゲオ
- シリーズ:
- なっとくシリーズ
内容紹介
難しい数式を極力へらし、基本的な考え方をていねいにわからせる。
これから学ぶ人のために。
水の流れ、空気の流れ、はたまたプラズマの流れ......。
世の中、至る所に流れがある。
流体力学で、それらの流れに挑んでみよう。
●流体力学の広い世界をそぞろ歩き、その美しい景色の意味をひとつひとつ確かめ、楽しく時を過ごすこと、これが筆者の心にある「なっとくする流体力学」である。――(「あとがき」より)
●読者が独学で流体力学に現れる式を理解し、また問題を解くことのできる学力が身に付くよう、教育的に配慮。――(序文から)
目次
第1章 流体力学への準備
1.1 流体と流れ
1.2 流れの記述
1.3 ニュートン力学
1.4 質点系から連続体へ
第2章 完全流体の力学
2.1 流体要素の移流
2.2 流れの方程式
2.3 完全流体の運動の保存則
2.4 物体のまわりの流れ
第3章 粘性流体の力学
3.1 粘性応力
3.2 斜面を下る流れ
3.3 流体中を落下する球
〔付録〕 ベクトルは便利な道具
付録1.右手系
付録2.ベクトルと座標系の回転
付録3.面積ベクトル
付録4.ベクトルの演算
付録5.ベクトル場の微分
付録6.ベクトル場の積分
付録7.ベクトル場の分解
付録8.ベクトルとテンソル