分子軌道法
- タイトル読み
- ブンシキドウホウ
- 著者ほか
- 木原寛/生田茂/内田希・著
- 著者ほか読み
- キハラヒロシ/イクタシゲル/ウチダノゾム
- 発行
- 1994/06/01
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 222
- ISBN
- 978-4-06-154704-9
- 定価
- 4,950円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
各種計算法を整理しプログラムを紹介、解説。シュレーディンガー方程式を近似した各種計算法を、近似の方法で分類整理しその特徴を説明し、代表的プログラムの使用法、入手法をこれから使う人の立場で紹介。
目次
1 半経験的分子軌道法
1.分子軌道法の概要
1.Schrodingerの波動方程式
2.ヘリウム原子
3.Slater行列式
4.Hartree-Fockの自己無撞着場法
5.分子軌道法の基本式
6.RoothaanのSCF法
7.非経験的方法と半経験的方法
2.電子ハミルトニアンによる方法
1.ヒュッケル分子軌道法
2.拡張ヒュッケル分子軌道法
3.電子間反発を考慮した方法――その1
1.PPP法(Pariser-Parr-Pople法)
2.CNDOおよびINDO近似による方法
4.電子間反発を考慮した方法――その2
1.はじめに
2.Michael J.S.Dewar教授の考えたこと
3.Dewar系半経験的分子軌道計算の近似法
4.Dewar系の半経験的分子軌道法の信頼性
5.プログラム
2 非経験的分子軌道法
5.電子状態理論
1.Schrodinger方程式
2.Hartree-Fock-Roothaan法
3.配置間相互作用法(Configuration Interaction法)
4.電子対理論(electron pair theory)
5.多体摂動論
6.Green関数法
7.最近の理論的展開
6.基底関数と分子軌道計算例
1.基底関数
2.分子軌道の計算例
7.非経験的分子軌道法による計算結果
1.全エネルギー
2.構造最適化
3.振動数と熱化学的物性
4.分子内回転障壁エネルギーと反転エネルギー
5.イオン化エネルギー
6.分子間相互作用エネルギー
7.ポテンシャルエネルギーと反応機構
8.熱化学的安定性
9.電子密度分布と双極子能率
10.物性の理論計算
8.代表的な非経験的分子軌道法プログラム
1.Gaussian92
2.Hondo8
3.GAMESS
4.MELD
5.MOLCAS-2
6.QCLDB