ロボット工学への最短入門コース
機械として、学問分野として、今の社会に存在するものとして、
すべての「しくみ」が絵「だけ」でもわかる。
カラーイラスト・写真多数掲載。
***【本書「はじめに」より】*******
私は、ロボット工学は広く、あいまいで、混沌とした学問分野だと思っています。
しかしそれは決して悪いことではなく、むしろロボット工学の強みであり、
大きな魅力であるとも思っています。
そもそも「ロボット」とは何なのか、ロボットの形にはどんな意味があるのか、
ロボットを構成しているのはどんなものなのか、
世の中にはどんなロボットがあるのか...。
そんなロボット工学という広い世界を、
たくさんのネコたちと一緒に探検してみましょう。(著者 瀬戸 文美)
ロボット工学に関する書籍は2 極化していて、
その間には大きなギャップが存在しています。そのギャップを埋めるため、
「教科書でもカタログでもない本」を出版するという著者の目的を応援し、
現実とするために、本書の監修を引き受けました。
本書によってロボット工学への端緒を、
広い世代の方々に向けて開くことができれば幸甚です。(監修者 平田 泰久)
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第1章 ロボットとは
第2章 形で見るロボット
第3章 ロボットの中身
第4章 いろいろなロボット
第5章 ロボットのこれまでとこれから