物理のたねあかし1 多量子問題から場の量子論へ
- タイトル読み
- ブツリノタネアカシ1 タリョウシモンダイカラバノリョウシロンヘ
- 著者ほか
- 高橋康・著
- 著者ほか読み
- タカハシヤスシ
- 発行
- 1997/03/10
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 156
- ISBN
- 978-4-06-155101-5
- 定価
- 2,970円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
多量子の生成、消滅演算子、量子の相互作用からはじめて、場の理論、伝播関数、グリーン関数、くりこみ、対称性の考察まで、高橋教授の場の量子論の種あかし。
目次
0章 量子、量子、量子、
1章 生成消滅される量子
1.はじめに
2.量子の生成消滅演算子
3.荷電量子の系
4.スピンをもった量子の系
5.反粒子
6.この章の議論の問題点
2章 量子の相互作用
1.はじめに
2.湯川型相互作用
3.保存則による相互作用の制限
4.相互作用描像
5.変換関数の摂動展開
3章 場の量子論
1.はじめに
2.空間時間
3.場の変換性と共変性
4.場のふるまい
5.空間時間に分布した物理量
6.場の量子化と量子像
7.空間時間と無関係な対称性
4章 伝播関数、グリーン関数、くりこみ
1.はじめに
2.相互作用のない場
3.相互作用している場
4.ダイソン方程式
5.くりこみ理論
5章 伝播関数の間の関係(いわゆるWTの関係式)
1.はじめに
2.同時交換関係とT-積
3.R-積(遅延積)と和則
付録