生態環境科学概論
- タイトル読み
- セイタイカンキョウカガクガイロン
- 著者ほか
- 上村賢治/廣田才之/隅田裕明/竹島征二/石垣逸朗/杉田治男・著
- 著者ほか読み
- ウエムラケンジ/ヒロタサイシ/スミダヒロアキ/タケシマセイジ/イシガキイツロウ/スギタハルオ
- 発行
- 1997/11/10
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 222
- ISBN
- 978-4-06-155203-6
- 定価
- 3,850円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
農学系学部学生を対象にした総合的テキスト。気圏、水圏、土壌圏の物質循環とエネルギーの流れを基軸に、最近の地球環境問題とそのとり組みや食糧・人口問題とのかかわりなどについても触れた平易な教科書。
目次
1章 生態環境科学とは
1.1 生態環境科学と従来の学問領域との関係
1.2 生態環境科学の定義
2章 地球発達の歴史と環境の変遷
2.1 地球誕生から現在まで
2.2 生命の発生
2.3 地球環境の変遷と生物の適応,進化
3章 エネルギーと物質の循環
3.1 太陽エネルギー
3.2 大気大循環
3.3 エコシステムと物質の循環
3.4 微生物の性質
4章 環境問題の国際的とり組み
4.1 国際協力の現状
4.2 エネルギー問題
4.3 人口,食糧問題
4.4 土壌と人間のかかわり
5章 大気環境
5.1 大気の構造と性質(気団,風,温湿度環境)
5.2 降水と蒸発散
5.3 気象情報
5.4 気象災害
5.5 気候変動
5.6 気候区分
6章 土壌環境
6.1 土壌の概念
6.2 土壌の構成
6.3 土壌の構成成分
6.4 土壌の化学性
6.5 土壌の物理性
6.6 土壌の劣化と保全
6.7 土壌と植生の接点
7章 森林環境
7.1 森林が地球環境に果たした役割
7.2 森林のタイプ
7.3 森林大気の相互関係
7.4 森林からの蒸発散
8章 水環境と微生物
8.1 水環境の特徴
8.2 水界の食物連鎖と物質循環
8.3 水圏微生物の特徴
8.4 自然水域の微生物相
8.5 養魚環境の微生物相
8.6 動物と微生物
8.7 植物と微生物
8.8 今後の展望