トコトン図解 気象学入門
- タイトル読み
- とことんずかいきしょうがくにゅうもん
- 著者ほか
- 釜堀弘隆/川村隆一・著
- 著者ほか読み
- かまほりひろたか/かわむらりゅういち
- 発行
- 2018/03/27
- サイズ
- A5
- ページ数
- 256
- ISBN
- 978-4-06-155239-5
- 定価
- 2,860円(税込)
- 在庫
- 在庫あり
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内容紹介
気象を学ぶすべての人向け入門書。全編カラー図解なので、複雑な気象現象がばっちりイメージできる。数式が苦手なあなたに最適!
目次
第I部 気象学を支える科学原理
第1章 地球大気の成り立ち
1.1 地球大気の起源
1.2 地球の二次大気の進化
1.3 太陽スペクトルとハビタブルゾーン
第2章 大気の鉛直構造と放射平衡
2.1 放射平衡と温室効果
2.2 地球の放射収支
2.3 暴走温室効果
2.4 気温の鉛直分布と水平分布
第3章 雲と降水
3.1 10種雲形
3.2 空気中の水蒸気と雲
3.3 降水の形成過程
3.4 世界の降水量分布
第4章 大気の運動学
4.1 流体に働く力
4.2 回転流体とコリオリ力
4.3 上空の大気の流れ
4.4 地衡風の高度変化
4.5 地表に近い大気の流れ
第5章 大気の熱力学
5.1 状態方程式
5.2 静水圧平衡
5.3 温位の概念
5.4 乾燥断熱減率と湿潤断熱減率
5.5 大気の静的安定・不安定
第II部 大気の現象論
第6章 中小規模の気象現象
6.1 梅雨前線
6.2 温帯低気圧
6.3 台風
6.4 竜巻
6.5 局地循環
第7章 大規模な大気の流れ
7.1 低緯度(熱帯)の大気循環
7.2 中高緯度の大気循環
7.3 モンスーン循環
第8章 大気海洋相互作用
8.1 風成循環
8.2 赤道湧昇と沿岸湧昇
8.3 熱帯太平洋の大気海洋相互作用
8.4 熱帯インド洋の大気海洋相互作用
8.5 中緯度の大気海洋相互作用
第9章 成層圏の大気現象
9.1 成層圏の大循環
9.2 成層圏突然昇温
9.3 成層圏準2年振動
9.4 オゾン層とオゾンホール
第III部 最先端の気象学
第10章 大気と海洋の観測
10.1 気象観測のための機器
10.2 地上での気象観測
10.3 高層観測
10.4 海洋の観測
10.5 地上からのリモートセンシング
10.6 宇宙からのリモートセンシング
第11章 大気の予測可能性
11.1 リチャードソンの夢
11.2 数値予報
11.3 カオス
11.4 数値予報の実際
11.5 季節予報
第12章 テレコネクション─遠方の大気現象がおよぼす影響
12.1 テレコネクションとは何か
12.2 テレコネクションの力学
12.3 冬季のテレコネクション・パターン
12.4 夏季のテレコネクション・パターン
第13章 気候変動のメカニズム
13.1 ミランコビッチ・サイクルと氷期
13.2 熱塩循環と気候
13.3 温室効果気体と地球温暖化
13.4 火山噴火
13.5 数十年規模変動