栄養教育論 第3版

著者・編者
発行
サイズ
B5判
ページ数
191
ISBN
978-4-06-155374-3
シリーズ
栄養科学シリーズNEXTシリーズ
価格
2,860 (税込)
書籍在庫無し在庫が無い書籍です。
栄養教育論 第3版

内容紹介

国家試験ガイドラインに準拠し改訂.
栄養改善学会のコアカリも視野に入れて新しい用語の解説も充実させた.
理論編と実践編から構成され,知識を現場に活かすことも重視したテキスト.


2002 年,栄養士法の一部改正に伴い管理栄養士の定義が明確にされ,人を対象とする職務に対応した新しい養成カリキュラムが実施されました.従来の「栄養指導論」は「栄養教育論」へと名称が改められ,その教育目標には,
・栄養情報の収集・分析,それらを総合的に評価・判定する能力の養成
対象に応じた栄養教育プログラムの作成・実施・評価を総合的にマネジメントできるような健康・栄養教育の理論と方法,特に,行動科学,カウンセリングなどの修得
対象者の状況に応じた栄養教育のあり方,方法の修得
があげられています.これを受け,本書の初版は2003 年に刊行されました.
その後,2010 年12 月には,新しい管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)が公表され,栄養教育論における2 つの大きなねらいが示されました.
○栄養教育の意義および目的に応じた理論と技法についての理解を問う.
○ 社会・生活環境や健康・栄養状態の特徴に基づいた栄養教育の展開についての基礎的な理解を問う.
現在,「食育推進基本計画」ならびに「健康日本21」は第2 次の取り組みを迎え,「特定健診・特定保健指導」も新たな展開を迎えようとしています.
このような,めまぐるしい社会の動向の中で,これから求められる管理栄養士像とは,どのようなものでしょうか.本書は,栄養教育論のねらいとする基礎基本をふまえ,新しい時代に活躍する管理栄養士像を模索しつつ,理論と実践を結びつけられるよう二部構成としています.理論編では,コアとなる基礎・基本について解説し,実践編では具体的な指導案を提示することにより,人の行動変容を促す理論や技術と,科学的根拠に基づく栄養教育の方法を,単なる知識の詰め込みではなく,実践的にマネジメントできる能力を養うことができるように配慮しました.
(まえがきより)

【シリーズ総編集】中坊幸弘/山本茂 
【シリーズ編集委員】海老原清/加藤秀夫/河田光博/木戸康博/小松龍史/武田英二/辻英明 【執筆者一覧】伊藤千夏/稲村雪子/入山八江/大野邦子/大山珠美/小野章史/小野真実/笠原賀子/片井加奈子/金子佳代子/亀井明子/川野因/斎藤トシ子/阪上皖庸/佐藤文代/鈴木惠美子/鈴木貴江子/高橋律子/田中恵子/田村須美子/中谷弥栄子/柳田美子/山香織/由田克士