基礎栄養学 第3版

著者・編者
発行
サイズ
B5判
ページ数
191
ISBN
978-4-06-155379-8
シリーズ
栄養科学シリーズNEXTシリーズ
価格
2,860 (税込)
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基礎栄養学 第3版

内容紹介

食事摂取基準2015準拠.
栄養学の基本概念や歴史をふまえ,栄養素を摂取するヒトの代謝を学ぶ.
分子栄養学もさらに充実の改訂版.管理栄養士国家試験ガイドライン,コアカリ対応.


栄養とは,体外から生存に必要な物質を取り込み,それらを代謝することにより発育,成長し生命を維持していく営みです.栄養学では,摂取した食品の栄養成分が生体構成成分へ代謝変換され,さらに臓器間の連携により体内で相互変換が行われるという一連の栄養代謝の全体像を人間の個体レベルでとらえています.すなわち栄養学とは,人間と食物の相互関係を明らかにする学問といえます.1998年に上梓しました「栄養学総論」は,これらの視点に基づき編集され,2003年には,この基本的なコンセプトを踏襲しながらも内容を一新し,「基礎栄養学」として世に送り出しました.その後,日本人の食事摂取基準(2010年版)に準拠して第2版に,そしてこのたび,「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に準拠して第3版に改訂いたしました.
基礎栄養学とは,まさしく栄養学の基本となり礎となる領域です.本書では,栄養学の基本概念を理解したうえで,人間が食事をとり,摂取した栄養素が吸収され代謝される過程,各々の栄養素が身体に及ぼす影響,そして栄養と遺伝素因との関係を理解できるように構成しました.やせと肥満が混在する複雑な栄養問題をかかえる近年において,健康の保持・増進,疾病の予防・治療に取り組むために必要となる基礎的な栄養の知識を集約しました.
(まえがきより)

【シリーズ総編集】木戸康博/宮本賢一
【シリーズ編集委員】河田光博/桑波田雅士/郡俊之/塚原丘美/渡邊浩幸 
【執筆者一覧】安房田司郎/上西一弘/岡部晋彦/沖田卓雄/木戸康博/桑波田雅士/
小林ゆき子/鈴木公/高橋史江/中坊幸弘/原田永勝/福渡努/藤井康弘/細谷徳治/
松本義信/眞鍋祐之/南久則