臨床栄養学概論

著者・編者
発行
サイズ
B5
ページ数
185
ISBN
978-4-06-155388-0
シリーズ
栄養科学シリーズNEXTシリーズ
価格
2,860 (税込)
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臨床栄養学概論

内容紹介

疾患の原因,症状,食事療法の3つをつなげて考えられるよう工夫した教科書.特別食の献立作成や展開食をスムーズに行える献立例を掲載.食物アレルギーや嚥下困難食など福祉施設での給食も充実.栄養管理プロセスの考え方を導入した.栄養士実力認定試験に対応.

 栄養士・管理栄養士の仕事の中で,給食管理と栄養管理は二本柱といえるでしょう.一方,これらは,毎日の生活においても,食事づくり,健康づくり(病気の予防)に活かすことができます.このうち栄養管理は,個人の栄養状態を把握し,適切な食事を提供したり,食事の摂りかたを助言することであり,実践するには「臨床栄養学」を学ぶ必要があります.
 本書は,臨床栄養学をはじめて学ぶ学生が,病気の原因・症状・食事療法をつなげて考えられる構成にしています.各疾患については,A.どんな病気か,B. どうやって評価するか,C. どれくらいの栄養量が必要か,D. どんな食事かの流れで記述しています.献立例を示すことで具体的な食事をイメージできるようにしました.これは病院,福祉施設などに就職した学生が,特別食の献立作成や調理業務を担当する際に必要となります.この献立例は,食材の選択や調理までイメージできるようになっています.
 先日,卒業して間もない学生が遊びにきて,「特別食の調理をまかされるようになりました」と報告してくれました.医療・福祉施設では,給食管理業務の中にも,「臨床調理」という内容が含まれます.
 本書で学んだ学生が,臨床栄養学の理解を深め,医療・福祉の現場や日常生活で,給食管理や栄養管理を実践してくれることを願っています.(まえがきより)

【シリーズ総編集】木戸康博/宮本賢一 

【シリーズ編集委員】河田光博/桑波田雅士/郡俊之/塚原丘美/渡邊浩幸 

【執筆者一覧】石橋智奈美/岩田晴美/小島真由美/佐藤昌利/庄司吏香/塚原丘美/徳永佐枝子/友竹 浩之/橋本賢/山田紀子