はじめての臨床栄養英語

著者・編者
発行
サイズ
B5
ページ数
128
ISBN
978-4-06-155621-8
価格
2,530 (税込)
購入 献本申請 教科書採用者特典
教科書該当書籍教科書としてご利用いただけることを想定した書籍です。
はじめての臨床栄養英語

内容紹介

栄養管理を必要とする疾患を中心に、平易な英文で、組織・器官の名称、病気の概要、診断基準、食事療法、薬物療法を学ぶ、これまでにない教科書。病院臨地実習やゼミで必須となる基本英語を集約。大学院受験にも役立つ。


今日, 管理栄養士を取り巻く状況には変化が見られます.まず, 管理栄養士は, 医師, 看護師, 薬剤師など医療系各職種のメンバーで組織される栄養サポートチーム(nutrition support team: NST) の中で, 臨床栄養学の視点に基づく治療方法に関する専門家として中心的な役割が期待されるようになりました.さらに,国際栄養士会議 (The International Congress of Dietetics) が日本で初めて開催されるなど(2008年), 日本から国際社会に向け栄養に関する情報を発信する時代となっています.
本書は, このような医療現場のニーズと養成校におけるカリキュラムに対応して「基礎的な栄養学・医学の専門英語の習得」と「疾病を, 英語で医学的・栄養学的に学ぶこと」を意図して作成しました.おもに病院, 高齢者福祉施設などで働く管理栄養士(臨床栄養師)を目指して勉学中の学生およびすでに病院で活躍されている管理栄養士の方々を対象としています.
食事・栄養管理が必要とされ,日本人に多く見られる疾病から代表的なものを選び, それらを総合的に,効率よく学習するために,以下のように構成しています.
1.各疾患を医学的観点から食事・栄養管理まで項目別にまとめた英文で理解する.
[DESCRIPTION] (概説)
[ETIOLOGY] (病因)
[SIGNS and SYMPTOMS](兆候と症状)
[DIAGNOSIS] (診断)
[TREATMENT] (治療)
  1) Medications (薬物療法)
  2) Dietary management (食事管理)
2.REVIEW QUESTIONSによって内容を確認し, 必須英語を習得する.
専門領域の英語学習はとかく単調になりがちですが,"Let's take a break."で気分転換し, 頭の運動をしましょう.

※本書は全国の大学・専門学校の教材用として作成されているため、解答、日本語訳は付属していません(教科書ご採用の先生方には教師用資料をご用意しております)