できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント

ポール・J・シルヴィア・著 高橋さきの・訳

できる研究者の論文作成メソッド 書き上げるための実践ポイント

発行
2016/12/12
サイズ
四六
ページ数
272
ISBN
978-4-06-155627-0
定価
2,200円(税込)
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在庫あり
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内容紹介

「本当に使える文章読本」と大好評の『できる研究者の論文生産術』の続編が邦訳!論文誌の選び方から投稿までの実践ポイントを解説した。爽快なシルヴィア節は健在で、初めて英語論文を書く大学院生に有益この上ない!

目次

はじめに
 なぜ、書くのか
 インパクトが大切──発表すればよいというものではない
 本書の構成

第Ⅰ部 計画と準備
第1章 投稿する雑誌をいつどうやって選ぶのか
1-1 雑誌の質を理解する:優・良・不可
1-2 いつ雑誌を選ぶか
1-3 雑誌を選ぶ
1-4 だめだったときの投稿先

第2章 語調と文体
2-1 自分の声はどう聞こえているか
2-2 スキル
2-3 文体の「べからず集」について考える

第3章 一緒に書く:共著論文執筆のヒント
3-1 なぜ一緒に書くのか
3-2 やめておいた方がよいケース:避けた方がよい相手
3-3 実効性のある方法を選ぶ
3-4 うまくいかないときにどうするか
3-5 誰が著者かを決める
3-6 よい共同研究者になる

第Ⅱ部 論文を書く
第4章 「序論」を書く
4-1 論文の目的や論理構成を把握する:「序論」展開用テンプレート
4-2 構成用テンプレート:「ブックエンド/ 本/ブックエンド」
4-3 書き始めは力強いトーンで
4-4 短報の「序論」を書く

第5章 「方法」を書く
5-1 読み手が納得できる「方法」を書く
5-2 どこまで詳しく書くか
5-3 「方法」で記載する各項目
5-4 論文のオープン化、共有化、アーカイブ化

第6章 「結果」を書く
6-1 短い「結果」
6-2 「結果」の構成
6-3 さしせまった問題と細かい問題

第7章 「考察」を書く
7-1 よい「考察」とは
7-2 必須の要素
7-3 厄介な任意の要素

第8章 奥義の数々:タイトルから脚注まで
8-1 文献(Reference)
8-2 タイトル
8-3 要旨(アブストラクト)
8-4 図と表
8-5 脚注
8-6 付録や補足資料
8-7 ランニングヘッド

第Ⅲ部 論文を発表する
第9章 雑誌とのおつきあい:投稿、再投稿、査読
9-1 論文を投稿する
9-2 通知の内容を理解する
9-3 どう修正するか
9-4 自分以外の論文:原稿を査読する

第10章 論文は続けて書く:実績の作り方
10-1 「1」は孤独な数字
10-2 インパクトを高める方法
10-3 やめておいた方がよい執筆
10-4 どうやって全部書くか

おわりに

文 献
訳者あとがき
索 引
資料一覧
著者紹介