平易で実用的な,ベクトル解析の標準教科書
多変数関数の導入を基礎として,「場」の概念をつかむのに重要なベクトル解析を解説.理工学に重要な「場」の数学が,豊富な図を駆使して直観的に理解できる.
第1章 多変数関数
関数/極限と連続性/偏微分/偏微分の連鎖則/微分と全微分/方向微分と勾配/多変数関数に関するテイラーの公式/最大値・最小値/ラグランジュの乗数法/多重積分
第2章 ベクトル解析
ベクトル場/線積分/面積分/発散定理/ストークスの定理
第3章 行列と固有値問題
平面極座標/平面極座標内のベクトル/円柱座標/球座標/曲線座標/その他の座標系