わかりやすい薬学系の化学入門

小林賢/上田晴久/金子喜三好・編

わかりやすい薬学系の化学入門

発行
2014/11/11
サイズ
B5
ページ数
160
ISBN
978-4-06-156311-7
定価
3,080円(税込)
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内容紹介

化学が苦手な学生を念頭に置いて、薬学の専門家と化学教育の専門家が総力を結集。
 国家試験や共用試験を吟味して、本当に必要な内容を厳選。高校化学のレベルから薬学教育の準備段階まで、原理や考え方の理解を重視してていねいに解説。例題では、解答を導く過程をしっかり説明。
 全編フルカラー。

目次

第1章 原子とその構造
1.1 物質の成り立ち
1.2 元素記号
1.3 元素と原子
1.4 同位体
1.5 原子量
1.6 原子の電子配列とエネルギー準位
1.7 周期表
1.8 イオン化エネルギー
1.9 電子親和力
1.10 電気陰性度
1.11 結合の極性
第2章 化学結合―原子どうしの結びつき
2.1 イオン結合
2.2 共有結合
2.3 金属結合
2.4 配位結合
第3章 分子の性質
3.1 原子価結合法
3.2 混成軌道
3.3 分子軌道法
3.4 共鳴
3.5 双極子と双極子モーメント
3.6 分子の極性と分子の形状
第4章 分子間相互作用―分子どうしの結びつき
4.1 水素結合
4.2 静電相互作用
4.3 ファンデルワールス力
4.4 疎水性相互作用
第5章 物質の量と溶液の濃度
5.1 化学反応における物質の量
5.2 化学反応式
5.3 化学反応の量的関係
5.4 溶液の濃度
第6章 化学平衡
6.1 可逆反応と不可逆反応
6.2 化学平衡
6.3 溶解平衡
第7章 酸と塩基
7.1 酸と塩基の定義
7.2 酸と塩基の強さ
7.3 水の電離とpH
7.4 電離定数
7.5 塩の加水分解
7.6 緩衝作用
7.7 中和反応と中和滴定
第8章 酸化と還元
8.1 酸化と還元の定義
8.2 酸化数
8.3 酸化還元反応
8.4 酸化剤と還元剤
8.5 酸化還元反応式の書き方
第9章 反応速度
9.1 反応速度の表し方
9.2 0次反応
9.3 1次反応
9.4 2次反応
9.5 反応速度を支配する要因
9.6 ギブスの自由エネルギー
第10章 有機化学の基礎
10.1 有機化合物の特徴
10.2 炭化水素
10.3 官能基
10.4 アルコール
10.5 エーテル
10.6 アルデヒドとケトン
10.7 カルボン酸
10.8 エステル
10.9 有機化合物の命名法
10.10 芳香族化合物
10.11 有機化合物の異性体