本書のもととなる『使える! MATLAB』を刊行したのは2002年5月でした。
それから4 年後の2006年3月に、改訂版である『最新 使える!MATLAB』を刊行しました。
当時は、Windows XP環境におけるMATLAB Ver.7の操作を想定して執筆しました。
その後10 年が経過し、MATLAB は進化を続け、ユーザインターフェース(UI)も大きく変わりました。
それらの変化にともない、本書『最新 使える! MATLAB 第2版』を執筆。
刊行することとなりました。
本書に記述したすべてのコマンド、スクリプトは、
Windows7環境において、MATLAB R2014bで動作を確認しています。
本書は、『最新 使える! MATLAB』の「便利な手引き書」、「はじめてなら、この1冊」
というコンセプトを継承しつつ、最新バージョンに対応できるよう内容を刷新したものです。(本書「はじめに」より)
活用に必要な基本がまとまっていて「使える!」と評価の高い「バイブル」が
ついに改訂された!
全図版カラー化で、操作中の画面と見比べて学習できるようになった。
Excelとの連携など、MATLABの機能だけでなく、操作性アップにも対応。
第1章 MATLAB入門 ―はじめて使う人のために―
第2章 MATLABとExcelの連携
第3章 グラフィックス ―データの可視化―
第4章 スクリプト ―M-ファイルと関数M-ファイル―
第5章 微分積分
第6章 微分方程式
第7章 Simulinkを用いたモデル作成
第8章 制御理論(古典制御)への適用
Appendix1 Simulinkブロックライブラリ構成
Appendix2 List 一覧