機器分析
- タイトル読み
- キキブンセキ
- 著者ほか
- 大谷肇・編著
- 著者ほか読み
- オオタニハジメ
- シリーズ:
- エキスパート応用化学テキストシリーズ
- 発行
- 2015/09/24
- サイズ
- A5
- ページ数
- 288
- ISBN
- 978-4-06-156807-5
- 定価
- 3,300円(税込)
- 在庫
- 在庫あり
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内容紹介
機器分析のすべてがこの1冊でわかる!
分析原理、装置の構成、解析方法、スペクトルの読み方などを解説。
基礎手法から「フローインジェクション分析」「熱分析」「表面分析」「顕微鏡観察」まで網羅した教科書。
【執筆者一覧】
【編著者】大谷肇
【著者】梅村知也/金子聡/伊藤彰英/森田成昭/桝飛雄真/朝倉克夫/保倉明子
江坂文孝/一色俊之/石田康行/北川慎也/加地範匡/馬場嘉信/佐藤浩昭
高田主岳/手嶋紀雄/西本右子
目次
第1章 機器分析序論
1.1 機器分析とは
1.2 機器分析の特徴
1.3 機器分析の分類
1.4 機器分析の現状と課題
第2章 分光分析の基礎
2.1 光とは
2.2 電磁波とエネルギー
2.3 電磁波と物質の相互作用
2.4 光吸収の強度
第3章 吸光光度法と蛍光光度法
3.1 紫外・可視領域の光の吸収と電子遷移
3.2 エネルギー準位と電子遷移
3.3 分光光度計の装置構成
3.4 分光光度計の測定法
3.5 紫外・可視吸光光度法による定量分析
3.6 励起スペクトルと蛍光スペクトル
3.7 蛍光強度
3.8 蛍光光度計の装置構成
3.9 蛍光光度法による定量分析
第4章 原子吸光分析
4.1 原子吸光分析の特徴
4.2 装置構成と原理
4.3 光源部
4.4 原子化部
4.5 分光部
4.6 測光部
4.7 干渉現象
4.8 測定例
第5章 プラズマ発光分析とプラズマ質量分析
5.1 ICP(誘導結合プラズマ)とは
5.2 ICP発光分析法
5.3 ICP質量分析法
第6章 赤外分光分析とラマン分光分析
6.1 波数とは
6.2 分子スペクトル
6.3 赤外分光分析
6.4 赤外分光による定量分析
6.5 さまざまな試料の赤外分光分析
6.6 ラマン分光分析
6.7 赤外スペクトルとラマンスペクトルの解釈
第7章 核磁気共鳴分析
7.1 原理
7.2 装置構成と測定
7.3 NMRスペクトル
7.4 二次元NMR
7.5 固体NMR
第8章 X線分析
8.1 X線と物質の相互作用
8.2 粉末X線回折法
8.3 蛍光X線分析法
第9章 表面分析
9.1 表面分析の特徴
9.2 二次イオン質量分析
9.3 X線光電子分光
9.4 電子プローブマイクロアナリシス
9.5 オージェ電子分光
第10章 顕微鏡観察
10.1 電子顕微鏡の分類
10.2 電子線と物質の相互作用
10.3 透過型電子顕微鏡
10.4 走査型電子顕微鏡
10.5 走査型プローブ顕微鏡
第11章 クロマトグラフィーの基礎
11.1 クロマトグラフィーの原理と分類
11.2 分配クロマトグラフィーにおける分離の原理
11.3 理論段数・理論段高さ
11.4 van Deemter式
11.5 分離度
第12章 ガスクロマトグラフィー
12.1 ガスクロマトグラフィーの特徴
12.2 ガスクロマトグラフィーの装置構成
12.3 ガスクロマトグラフィーの操作
第13章 液体クロマトグラフィー
13.1 液体クロマトグラフィーの分類
13.2 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)の分離モード
13.3 HPLCの装置構成
13.4 測定例
第14章 キャピラリー電気泳動分析
14.1 キャピラリー電気泳動の装置構成と特徴
14.2 電気泳動速度・電気泳動移動度
14.3 電気浸透流
14.4 CEの測定装置と基本的操作
14.5 CEで用いられる分離モード
第15章 マイクロチップによる化学・生化学分析
15.1 微小空間における流体挙動
15.2 微小空間を利用する分析法
第16章 有機質量分析
16.1 装置構成
16.2 イオン化
16.3 質量分析部
16.4 検出器
16.5 クロマトグラフィーとの結合
第17章 電気分析化学
17.1 電極とは
17.2 電流を流さない測定法
17.3 電流を流す測定法
第18章 フローインジェクション分析
18.1 バッチ式マニュアル分析法から流れ分析法へ
18.2 FIAの装置構成
18.3 FIAの原理
18.4 FIAの特徴
18.5 FIAによる水質分析
18.6 SIAの装置構成と原理
第19章 熱分析
19.1 熱分析手法の分類
19.2 示差熱分析(DTA)・示差走査熱量測定(DSC)
19.3 熱重量測定(TG)
19.4 熱機械分析(TMA)