NMR現象の基礎から、多次元NMRや固体NMR測定の原理まで、詳細に解説。有機化学分野だけでなく、環境科学、生命科学、材料科学分野への応用例を多数紹介。付録も充実しています。NMRユーザーには必携の1冊です。
第1章 核磁気共鳴法とは―その特徴および発見と展開の歴史
第2章 NMRの基本原理
第3章 NMR測定のためのハードとソフト
第4章 有機化学・分析科学・環境科学への展開と産業応用
第5章 生命科学への展開
第6章 物質科学への展開
付録A 核スピンの性質
付録B アミノ酸,核酸塩基,ヌクレオシド,ヌクレオチドの構造式と化学シフト,スピン結合定数
付録C NMR構造データにおいて推奨される表記
付録D IUPAC推奨の化学シフト基準信号と化学シフト算定法
付録E 化学シフトの基準と標準物質
付録F 直積演算子の計算に役立つ図