3 分光装置Q&A

著者・編者
発行
サイズ
A5判
ページ数
166
ISBN
978-4-06-157110-5
価格
4,180 (税込)
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3 分光装置Q&A

内容紹介

 データ取込みから処理まで知りたいことがすぐ読めるQ&A形式で解説.
 スペクトルをどうやってデータ化するか,そのデータをコンピュータに取り込むにはどうするか,取り込んだスペクトルデータはどのように解析るすか,分光装置とコンピュータが結びつくとどうなるかをコンピュータが苦手な人にもわかるように初歩から解説.
 "第 3 巻「分光装置 Q & A 」は第 2 巻の続編として,分光装置の検出器から後ろの部分,すなわち検出器からの電気信号がどのように可視化され保存されるのかについて解説することを目的として書かれたものである.また,分光装置がどのようにして自動的に測定を行うのかについても解説を試みた.・・・・・・ 本書は初めて分光測定装置を扱う学部生,ある程度測定経験のある大学院生,また企業で分光装置を扱うことが必要となった技術者を対象とした.また,自分で計測器を組み合わせて分光装置を構築してみようと考えている研究者にも読んでいただきたい.1,2 章では分光光度計に代表される市販の分光装置でどのように測定が行われるのか概説し,3 章以降では計測器を組み合わせることにより構築した分光装置についての解説とした.1 章では検出器からの信号の流れを解説し,波長を変えるための回折格子駆動機構などをどのように自動化するかについて例を示した.2 章では主に雑音をどのように低減するかについて概説し,それに伴い必要になる事項について述べた.3 章ではコンピュータの内部構成,オペレーティングシステムについて,計測器を組み合わせて分光装置を構築する視点から解説した.4 章は計測器の中でも使用頻度が高いと思われるディジタルオシロスコープについて解説し,コンピュータとどのように測定データをやりとりするかについて記述した.5 章は測定されたスペクトルの解析法について,気体の赤外吸収スペクトルを例にとり解説した." (本書"まえがき"より)