有機金属錯体の化学ライフサイエンスを志向する人のために
- タイトル読み
- ユウキカガクキンゾクサイタイノカガク ライフサイエンスをシコウスルヒトノタメニ
- 著者ほか
- 山川浩司/久留正雄/松島美一・著
- 著者ほか読み
- ヤマカワコウジ/ヒサトメマサオ/マツシマヨシカズ
- 発行
- 1985/10/20
- サイズ
- A5判
- ページ数
- 272
- ISBN
- 978-4-06-190752-2
- 定価
- 5,233円(税込)
- 在庫
- 在庫無し
内容紹介
有機金属化合物と錯体の基礎化学を平易に解説し、典型金属・遷移金属化合物と金属錯体それぞれについて合成法と性質を詳述。生体内の金属錯体や医薬品として重要な化合物、有機金属化合物を利用する有機合成等も解説。
目次
1 金属の特性が化学をいかに変えてきたか
1.はじめに
2.有機金属錯体の化学の歴史的背景
3.有機金属化合物および錯体の定義
2 有機金属と金属錯体化学の基礎
1.原子の電子構造と金属の性質
2.金属を含む結合の理論
3.金属を含む結合の種類と性質
4.配位子の種類と金属錯体の分類
5.金属錯体の構造
6.有機金属化合物と金属錯体の性質と研究方法
7.有機金属化合物と金属錯体の安定性
3 有機金属化合物、金属錯体の合成法と性質
1.典型金属化合物の合成と反応
2.遷移金属化合物の合成と反応
3.金属錯体の性質と構造
4 生体反応と金属錯体
1.生元素
2.鉄
3.銅
4.亜鉛
5.マンガン、コバルト、モリブデン
6.電解質元素
5 医薬品と有機金属錯体
1.金属錯体の抗がん作用
2.キレート療法
3.放射性医薬品となる金属錯体
4.医薬品として用いられる有機金属錯体化合物
6 有機金属化合物を利用する有機合成
1.典型金属および半金属化合物を利用する有機合成
2.遷移金属化合物を利用する有機合成