やさしい、くわしい、だから「なっとく」。数式を安易に羅列せず、式の意味の丁寧な説明や例をメインにした画期的な入門書!カラーになって復刻。
プロローグ なぜ量子力学を学ぶか
面白くてタメになる/電子の世界の「コメ」/宇宙を見ても量子力学 ...ほか
第1章 常識に挑む
電球の光を見るのに100分棒を無限に細くすると/変幻自在の電子のサイズ ...ほか
第2章 光よ,光
何でも波と思え/古典論で電子の公転エネルギーを/量子論でなっとく ...ほか
第3章 要するに座席探し
数学の範囲は単なる都合/量子論は座席探し/事実があるから式がある ...ほか
第4章 スピンは語る
スピンと軌道の決定的違い/鉄が磁石にくっつく理由/銅が磁石につかない理由 ...ほか
第5章 黒体からの発想
黒体放射のふるさと/なぜに事実とこうも合うのか/甲乙つけてはいけないこと ...ほか
第6章 波動方程式は"使える"
見ようとすると見えなくなる/隠し撮りはできない/あいまいが本質 ...ほか
第7章 方程式からマトリックスへ
ミクロな世界は波動的/マトリックスでやればうまくいく/解けない猫の謎 ...ほか