〈正義〉の生物学

 トキやパンダを絶滅から守るべきか

著者・編者
発行
サイズ
四六
ページ数
272
ISBN
978-4-06-519090-6
価格
2,420 (税込)
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〈正義〉の生物学  トキやパンダを絶滅から守るべきか

内容紹介

偽善か? 使命か? 第六の大量絶滅をもたらしてしまった人類は、「命」とどう向き合うべきか。生物多様性を保全する理由をあえて問う。 私たち人間は、地球に「第六の大量絶滅」をもたらしてしまった。「保全生物(生態)学」の重要性が、かつてなく高まっている。それにしても、生物多様性を守らなければいけない理由とは何だろうか? パンダやトキが絶滅すると、何か不都合があるのだろうか? 人間がやらなければいけないのか? じつのところ、これまで「保全の理由」はうやむやにされていた。いまあらためて、「命」との向き合い方の話をしよう!