スピントロニクスの基礎と応用

 理論、モデル、デバイス

著者・編者
発行
サイズ
A5
ページ数
336
ISBN
978-4-06-524092-2
価格
5,500 (税込)
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スピントロニクスの基礎と応用  理論、モデル、デバイス

内容紹介

本書はTomasz Blachowicz とAndrea Ehrmann によって書かれた「Spintronics :Theory, Modelling, Devices」(De Gruyter (2019)) の訳書である.題名にもなっているSpintronics(スピントロニクス)は,電子の電荷自由度に加えてスピン自由度を積極的に利用することで,これまでにないエレクトロニクス機能の開発を目指す研究分野である.スピントロニクスの理論的な基礎から,実験研究の現状,そしてデバイス応用まで多岐に渡る話題に触れられている.量子力学の基本的な事柄から最先端の話題まで段階的に説明されており,スピントロニクス分野を学びたい学部上級生から大学院生,そして研究機関や企業の研究者にとって最適な教科書である.さらに,扱う内容が多岐に渡ることから,スピントロニクスを専門としている研究者が読んでも,新しい発見があると思う.(東京大学准教授 塩見雄毅)