エッセンシャル植物生理学 農学系のための基礎

牧野 周/渡辺正夫/村井耕二/榊原 均・著

エッセンシャル植物生理学 農学系のための基礎

発行
2022/10/20
サイズ
B5
ページ数
272
ISBN
978-4-06-529581-6
定価
3,520円(税込)
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内容紹介

植物科学誕生や食糧生産の歴史、直面する食糧問題からスタートし、近年発展が著しい遺伝学やゲノム科学についても取り上げた。
コラムや欄外の注も豊富で楽しく学べる1冊。

目次

第1章 歴史から見た食糧生産と植物科学
1.1 主要作物の栽培化
1.2 農業の発展と植物科学の曙
1.3 主要作物の増産戦略
1.4 進行する食糧問題と植物科学の役割
1.5 まとめ

第2章 植物の生活環から見た形態と機能
2.1 植物の生活環
2.2 植物の基本的な形態と機能
2.3 植物の分類と農学から見た植物の形態
2.4 まとめ

第3章 光合成と呼吸
3.1 光合成
3.2 C4光合成とCAM光合成
3.3 光合成の環境応答
3.4 呼吸
3.5 光合成と呼吸と物質生産
3.6 まとめ

第4章 植物の栄養
4.1 栄養素の吸収と輸送
4.2 水の吸収と輸送
4.3 窒素の吸収・同化と窒素代謝
4.4 多量元素と微量元素
4.5 転流と乾物分配
4.6 まとめ

第5章 植物の生殖―花成,花器官形成・成熟,受粉・受精
5.1 日長と温度変化による花成
5.2 花器官形成・成熟
5.3 受粉と受粉反応
5.4 花粉発芽から重複受精
5.5 まとめ

第6章 農学を支える遺伝学
6.1 体細胞分裂と減数分裂
6.2 メンデルが見いだした「遺伝の法則」と遺伝学の基本用語
6.3 倍数性と倍数体作物
6.4 植物遺伝資源の収集と利用
6.5 まとめ

第7章 穀物の種子形成と発芽
7.1 胚発生と胚乳発生
7.2 胚乳の進化的意味
7.3 発芽
7.4 まとめ

第8章 植物ゲノムのエピジェネティック制御
8.1 植物ゲノムの構成
8.2 エピジェネティック制御
8.3 まとめ

第9章 植物ホルモンとシグナル伝達
9.1 植物ホルモン作用と恒常性の維持
9.2 植物ホルモンの生合成と輸送
9.3 植物ホルモンのシグナル伝達
9.4 ペプチド型ホルモンのシグナル伝達
9.5 まとめ

第10章 ストレス応答とシグナル伝達
10.1 ストレスと活性酸素
10.2 乾燥ストレス
10.3 温度
10.4 塩ストレス
10.5 乾燥・塩ストレス,低温ストレス応答遺伝子発現ネットワークの制御機構
10.6 傷害応答
10.7 耐病性応答
10.8 まとめ

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