語りかける量子化学 原子と物質をつなぐ14章
- タイトル読み
- かたりかけるりょうしかがく げんしとぶっしつをつなぐじゅうよんしょう
- 著者ほか
- 北條博彦・著
- 著者ほか読み
- ほうじょうひろひこ
- 発行
- 2023/05/30
- サイズ
- A5
- ページ数
- 272
- ISBN
- 978-4-06-531904-8
- 定価
- 3,410円(税込)
- 在庫
- 在庫あり
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内容紹介
シュレディンガー方程式から分子軌道法・原子価結合法および化学
さらには極性や双極子モーメント、分子間力等の分子物性、固体の
丁寧に語りかけるように解説する。
新しい数学部分はコラムを設け
目次
第0章 はじめに~なぜ量子化学を学ぶのか
0.1 水とアルコール
第1章 量子化学の書きコトバ
1.1 原子の構造
1.2 状態の表し方
第2章 電子が従う方程式
2.1 原子の電子状態
2.2 エネルギー準位
2.3 パウリの禁制律
第3章 2個以上の電子をもつ原子
3.1 構成原理
3.2 スピン角運動量
第4章 粒子としての光
4.1 光のエネルギー
第5章 原子はなぜつながるのか
5.1 共有結合
5.2 原子価結合法
5.3 分子構造との関係
第6章 分子軌道の考え方
6.1 一電子波動関数
6.2 多電子波動関数
第7章 π共役分子系の分子軌道
7.1 ヒュッケル近似
7.2 LCAO係数からわかること
第8章 分子の形と電子状態
8.1 芳香族化合物
8.2 対称性と軌道の型
第9章 分子と光の相互作用
9.1 光の吸収
9.2 光と化学反応
第10章 電荷の偏りが生む現象
10.1 分子の極性
10.2 配向分極と誘起分極
第11章 分子間に働く力
11.1 分子間相互作用
11.2 液体の物性
第12章 固体の電子状態
12.1 固体状態
12.2 結晶場理論と配位子場理論
12.3 結晶とバンド理論
第13章 分子構造と物性
13.1 水とアルコール・ふたたび