RustによるWebアプリケーション開発 設計からリリース・運用まで

豊田優貴/松本健太郎/吉川哲史・著

RustによるWebアプリケーション開発 設計からリリース・運用まで

発行
2024/09/26
サイズ
B5変
ページ数
320
ISBN
978-4-06-536957-9
定価
4,400円(税込)
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在庫あり

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4,400円(税込)

内容紹介

Rustによるアプリケーション開発のベストプラクティス! 
経験豊富な筆者が貴重な知識とテクニックを伝授。
「蔵書管理アプリケーション」の実装を通じて、設計、開発、保守、運用までハンズオンで学ぶ! 今こそ現場にRustを!

目次

第1章 本書で開発するもの
 1.1 本書で開発する蔵書管理システムの概要
 1.2 アプリケーションの機能
 1.3 システムの設計

第2章 開発環境の構築
 2.1 一般的なRustの開発環境構築
 2.2 Docker Composeを用いたローカルPCでの開発環境構築
 2.3 タスクランナーcargo-makeの導入
 2.4 フロントエンドの環境構築

第3章 最小構成アプリケーションの実装
 3.1 新しくプロジェクトを作る
 3.2 「axum」でサーバーを起動する
 コラム:Rustの非同期ランタイム
 3.3 ヘルスチェックを実装する
 コラム:impl IntoResponse
 3.4 ユニットテストを書く
 3.5 データベースと接続する
 3.6 デプロイパイプラインを構築する
 コラム:GitHub Actions

第4章 蔵書管理サーバーアプリケーションの設計
 4.1 レイヤードアーキテクチャとは
 4.2 なぜレイヤードアーキテクチャを採用するか
 4.3 今回採用するレイヤードアーキテクチャ
 4.4 依存性注入
 4.5 レイヤードアーキテクチャをRustで実現するには
 4.6 レイヤードアーキテクチャで再実装
 4.7 各ワークスペースメンバーへのコードの移動
 コラム:async-traitとは何か
 コラム:RustのDIコンテナの候補としての「shaku」

第5章 蔵書管理サーバーの実装
 5.1 実装の概要
 5.2 シンプルな蔵書データの登録・取得処理の作成
 コラム:todo!マクロとunimplemented!マクロ
 コラム:コンパイルが成功するのにrust-analyzerのエラーが表示される場合の対応
 5.3 本格実装の事前準備
 5.4 ユーザー管理機能の実装
 5.5 蔵書のCRUD機能のアップデート
 5.6 蔵書の貸出機能の実装
 5.7 蔵書データへの貸出情報追加の実装
 5.8 フロントエンドとの結合動作確認

第6章 システムの結合とテスト
 6.1 本書のアプリケーションのテスト戦略
 6.2 rstestを使ったテスト
 6.3 mockallを使ったテスト
 コラム:「モック」
 6.4 sqlxを使ったテスト
 6.5 アプリケーションのテスト実装

第7章 アプリケーションの運用
 7.1 オブザーバビリティ
 7.2 ビルドスピードの改善
 コラム:lld
 コラム:Craneliftを利用する
 7.3 OpenAPI

第8章 エコシステムの紹介